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岡田和穂(おかだかずほ):空の音色〜名古屋・浜松ヴァイオリン教室:チェロ教室

私 岡田のプロフィールは、サイドバー上部の「プロフィール」欄を ご覧ください。
教室は、主に平日が名古屋教室、週末が浜松教室、のペースで、 発表会などの企画は 名古屋と浜松を合同で行っています。
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   「名古屋教室」名古屋市千種区/本山駅徒歩1分 
尚、浜松教室は、浜松から車でお越しの場合は、
三ケ日インターからは10分、 高速を使われない場合は、三方原から30分。
豊橋方面からは、多米峠から20分。 豊川インターからは、本坂峠を経由し20分。

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◆名古屋本山(東山線本山駅徒歩1分)の「名古屋教室」も、浜松教室同様こちらから、お問合せ下さいませ。◆

ホームパーティー、披露宴、記念式典、などでの演奏も賜っております。
詳細は♪演奏のご案内♪をご覧下さい。

・ちょっと自宅で演奏してほしいのだけれど、
・予算内で何かしてもらえるかしら?、
・どんな曲でも 弾いてもらえますか?、
・ピアノがない場所でも何か弾いてもらえますか?など、
初めてのことで、なにもわからない、という方も安心して
気 になることがあれば、ご遠慮なく、お名前、ご予算、演奏希望日程を、おおよそで構いませんのでフォームにご記入の上、
手紙ご相談メールを下さいませ。

演奏歴20年クラスの音楽家の繋がりを持っておりますので、演奏者に 直接依頼できます分、お安い価格で賜れます。
ご予算に応じ、お客様の願いを形にするための 的確な「演奏とプログラミング」はもちろんのこ と、
全てお任せ下されば長年の経験をもって準備段階から会場スタッフの方とも連携し、場にふさわしい、
素敵な演奏をお約束致します。

また、◆企画コンサートのご相談、◆演奏会のチラシデリバリー、◆リサイタルなどのスタッフ業務ご相談も、是非どうぞ!

127.夏休みが勝負!!

カテゴリー │教室日記

今日は子供さん(小学生)の夏休み中の取り組みについて
書こうと思います。

夏休み、遊ぶことが半ば目的の時間ですが
おうちの方としては、放っておけば一日遊びたがる子を
どう机に向かわせ、楽器ケースを開けさせるかの闘いに
ほとほと疲れてしまい、
果ては諦めてしまうパターンが多いのでは?と
我が子供時代を振り返りつつ、想像しています。笑

ヴァイオリンを続けさせたい、と思うなら
小学校1年生~3年生の夏のパターンはとても重要です。
どう重要か、

1、本人が困難を自分で克服する実力をつけるチャンス。
2、本人が秋に充足感を得るためのチャンス。

多分、塾などでも同じことを言われるのではないかと思いますが
そこでまたとても大事なことは、

1、周囲の同じ立場のお母さん情報を元に、本人を振り回さないこと。
2、お母さん自身が幸せであること。

子供のことを一番知っているのは、やはりどうしてもお母さん。
自分の子のペースは、その子独自のもので、絶対に他の子とは異なっている、と
全てのお母さんたちが自覚できるかどうか。
そして、その子がその人生を「歩きにくい」と思っている時に
(テストで点が取れなくて、お母さんに怒られる、などのことも
小学生にとっては「人生の歩きにくさ」ですよね…)
その道が行き止まりなら道が違うんだよ、こっちもあるよ、試しに行ってごらんよ、と
別のルートを見せてあげられるか、が要じゃないかと。
そしてそれは、子供を一番知っているお母さんのオリジナルであることが
かなり大事かな、と思う。

そのために、軽い躓きは大事なチャンス、と云えるんじゃないかと。
足し算引き算、九九、今憶えられなくても
大人になっても出来ない、ということは無いでしょ?
必要性があれば必ずこの子は自分で憶えらる、と自分をいさめつつ
そういう時こそ自分の子を信じて
(それが出来ないとすれば、自分の当時を思い出してみて)、
淡々と宿題に向かわせ、
机に向かうその時間が何となく居心地のいい雰囲気であるように
冷静に、あったかく気長にフォローするべきかと。
…そういう意味で、小学校のうちは
わたしは個室よりも食卓での勉強や練習がいいな、と思います。

躓くには必ず、躓く石や穴があったせい。
そして、それを「自分で排除する」能力が大事。
躓く石を最初に指摘してあげられる時間が、夏休みなら、ある。
でも、指摘してもらうことに子供が慣れてしまうのでは、全然意味がない。
そして、それでは面白みがなさ過ぎて、続かない。

自分で躓きの原因を探ろうとする能力の方が、大事。
そして、その石を見つけ、自分で排除出来た、という結果を手にした時に、
初めて子供はやっていることへの興奮を覚えるんじゃないかと。

だから、ヒントだけあげて、行為自体は本人にゆだねる。
思考のパターンをいくつか挙げることが側にいる人の役目。
所謂、それをするための意味、目標をも込みで教えてあげること。
これが出来ると、あんなこと、こんなことも出来るんだよ、と。
時には、団欒の中などで、身近なところから例えを持ちだすのも、大事。

昔ながらに、子供を一人でお遣いにだすのも、
そういう意味で効果がある。
足し算引き算、九九が出来ないと、買い物はできない。
そればかりか、お母さんが普段
何故どうやって、いつもの商品を選んでいるのか
ともすれば、いつもはどの銘柄を買っていたのか…笑
沢山並ぶ商品の中から
お母さんの喜ぶ顔を想像しながら
財布に入れられた限られたお金の中で
それらを考え、結論を出すことは、果てしなく大事な経験かと。

そのためには、お母さんが全てを背負い、
べったり監視したり口出しをしたりするのではなく
思考の補助をするつもりで、傍で見ている、というくらいに
少し距離を置くことも大事かと。
そして、妙に入れ込み過ぎないこと。。。あくまで淡々と、優しく、静かなペースで
そっと、ふんわり包むように、空気を作って支える。

本人が自分で見つけて考え出したものでないと、身にはつかないから、
それを見つけ出すために、静かで優しい空間は大事。
そして、お母さん自身が精神的に追い詰められ、やられてしまったら
本末転倒だから
お母さんが幸せでいることが、何より大事。
子供の犠牲になって頑張る、など言い逃れで、成果は無い。
その思考では、自分で自分を、子供まで含めて、家族を損なっているだけ。

ヴァイオリンを教えていて思うに、伸びる子、というのは
お母さんがのんびり、ゆったりしている場合が多い。
傍から見ていて、あの子はあの習い事もこの習い事も
沢山やっていて
相当スパルタなんじゃないか、と想像するのは
案外間違いで、
お母さんの腹がくくられ、人生の指針がぶれていないことの方が大事で、
それがあれば
そんなにジタバタとすることはないから
家庭の中にいい空気が生まれる。

そして、そういうヴァイオリンの上手な子は、
たいして勉強時間もないはずなのに、成績もいい。
恐ろしいことに、これは大学受験くらいまで変わらない。
わたしの同級生にもそういう子がいたけれど、
ヴァイオリンで音大に行くか、勉強の方で医大にでも行くか、
とギリギリまで迷っていたような子は
音大に絞って過ごしていたわたしよりも
その時点ではずっとヴァイオリンが上手かった。笑
大学受験でもそうだけれど
受かる子は併願した所、全部受かったりする。
海外の一流で活躍するアーティストなどは、
音楽以外の専門分野で博士号を持っていたりする。
どれも、同じこと。
要は、人生に面白みを感じられているか、ということ。


お母さんがのんびりゆったりしている人の子というのは
精神的に成長するのが速い気がする。
脳の方も、多分、自発的な発見や行為を
自分から求めるように働く力を 速いペースで得ている気がする。

そういう子は、当然ながら無駄な体育会系の練習などしない。
何十分弾けばよし、などの練習もしない。
意味のあること、面白いこと、
努力の成果が見えることこそが面白く、
それしか常に求めないから無駄がない。
レッスンで言われたことが、次週に出来ればとりあえずそれでいいのだから
それを見つけるための練習方法を考える。
そして、その思考と行為自体が面白いと知っている。

そうしてみてみると、お母さんのするべきことというのは、
最低限の礼儀、など人間関係のノウハウはきちんと
折あるごとにピリっと締め、
あとは、軽くアドバイスする程度で、
側にいて眺めていてあげるくらいの空気が無いと
たぶん、無駄で辛いだけの子供との追いかけっこになってしまう。
子供は、縛られれば逃げようとするから。
それは、男の子も女の子も同じ。笑

お母さんの笑顔は大事。
お母さんも、子供のスケジュールを
お母さん自身の楽しみとして感じていなければ
無理だし、切ない。
そして、その切なさは、家族に苦痛として伝播する。

お父さんは、お母さんと連絡を密に。
お母さんの悩みを聞いてあげられるのは
お父さんしかいない。
お母さんのストレスは、即 子供に飛ぶから
そこはとても大事。
笑顔でお母さんの話の聞き役を。
子供には自分の仕事の話を。
お母さんが無理していそうなら、
数日お父さんが子供を預かるくらいの気持ちで…。
お母さんというのはそんな中から、お父さんへの感謝が生まれる。
実際のレッスン代や経費を稼いでくれているのも、
その最後の所が消えてしまったら
結末が寂しい。
家族を愛しているから、家族のために稼ぐ。
それを伝えるには、現金だけじゃ やはり無理。
当たり前のように存在することを、当たり前と思ったら、
なんでも失敗する。

夏休みが勝負。
落ち着いて、「自分自身の」個性と存在を信じて。
子供は、子供。
貴女の血をもっている、一番大事な他人なのだから
だからこそ、貴女の思うままにはならない。
支える、ということが すなわち待つことだって、ある。
それが出来るためには
まず、お母さんが精神的に自律・自立してること。

そうしたら、無駄が見えてくる。
不必要な切るべきものは、切れるようになる。
そういうお母さんを見ている子供は、自分でまたそれを見出せるようになる。


ヴァイオリンの出来る子は、成績もいいんです。。。
それは、何故なのか。

クラシックが脳の働きに良い、というのは
学術的なデータも多くありますが
(冷静さ、持続力、集中力、構成力、判断力などの能力を培います)
そういう実利的な点だけでは無く、
クラシックをしている家庭環境、それ自体に何か意味が隠されています。
そのキーは、多分に、お母さんの在り方じゃないかと思います。

成績を決めるのは、
まず、制限ある時間内で やっていることの質の高さ、効率の良さ。
そして、それを求めるには
本人だけが味わえる 発見の面白さと、達成の充足感が必須!!

まず、お母さんが傍で、ご自分のペースを作って下さい。
子供はお母さんを真似ます。
幼児期だけじゃなく、小学生になっても。
夏休み、自分のペースを持ったお母さんの作業の横で、勉強と練習を
させてあげて下さい。
ペースをつかみ、ヒントをもらえる夏休みが過ごせたら、
秋に、何らかの充足感を得るチャンスが二人に巡って来るでしょう。


勉強もヴァイオリンもどっちもうまくいかない、
時間が足りない、
そう思って
中学になったら部活まで始まってしまったから
仕方なくヴァイオリンを辞めてみたけど、
成果は変わってないみたい。。。

そういうお母さんは、まず最初に
この夏休み、お母さん、貴女自身の生きる目標を
貴女が存在している幸せな意味を、
考え直し、かみしめ直して
即、計画を立て子供と同じように実践してみて下さい。

家庭環境が大事、というのはそういうことだと思います。

夏休みが、勝負。





















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